下駄箱やシューズクロークの棚板に差し込んで、その下の空間に靴を置くラックです。3,520円。
幅は45.5〜80cmまで伸び、重さは約820g。大人用の靴が2〜4足入ると書かれています。
楽天のレビューは547件・平均4.56。ただ「置けました」と「置けませんでした」がきれいに分かれていて、その理由は仕様の数字を見れば先に分かるものでした。
山崎実業 tower 浮かせる伸縮シューズラックの要点
- 3,520円。幅45.5〜80cmの伸縮式で、重さ約820g、耐荷重は約3kg(各バー1.5kg)です。
- 下駄箱の棚板に差し込むだけなので、玄関の床を1cmも使わずに2〜4足ぶん増えます。
- 収納部の高さは10.5cm。厚みのあるスニーカーは入らないという報告が複数あります。
玄関に出しっぱなしの靴が、いつも3足あります
通学用のスニーカー、通勤の革靴、宅配を受け取るときのサンダル。この3足は下駄箱に戻さないまま、毎日たたきに置きっぱなしになっています。掃くときにいちいちどけるのが面倒で、結局そのまま掃いています。
下駄箱の中は棚板と棚板のあいだが空いています。上に乗せた靴の上は、だいたい10cmくらい余っている。そこを使えないかと思って探すと、棚板に差し込むタイプのラックが出てきました。
レビューを読んでいくと、うまくいった人とうまくいかなかった人が半々くらいで並んでいます。その分かれ目が、思っていたより単純でした。
結論:靴の高さと棚板の厚みを測れば、失敗しません

山崎実業 tower 浮かせる伸縮シューズラック(5631/5632)
3,520円うまくいかなかった人の理由は、ほぼ2つに絞れます。ひとつは靴の高さです。
収納部の内寸は高さ105mm、つまり10.5cmしかありません。厚底のスニーカーやハイカットは入りません。
レビューでも「高さがあまり無いので、ヒールやスニーカーなどは置けません」という声と、「子どもの靴やフラットなパンプスであれば、スムーズに入ります。大人のごつい靴は難しい」という声が並んでいました。今ある靴を横に寝かせて、つま先からいちばん高いところまでを測ってみてください。
もうひとつは棚板です。差し込める棚板の厚さは1.5〜2.8cm、幅45.5cm以上、奥行20.5cm以上と決まっています。
「下駄箱下収納で使用しようと思ったら我が家の下駄箱は下に出っ張りがあったため使用できず」「取り付けようと靴箱開けてびっくり、取り付け部分が太くて無理でした」。ここも測れば事前に分かります。ガラス棚には使えないとも書かれています。
合った人の評価は高いです。「毎日履く靴をここに置いたら、玄関がスッキリしてとても気持ち良くなりました」「下駄箱を開かずともすぐに靴を取り出せる上、収納量もアップし、掃除の邪魔にもならない」。床に置かないので掃くときにどけずに済む、というのがいちばん多い評価でした。
使えなかった人の何人かは、キッチンの吊り戸棚の下やシューズクローク内の別の棚に転用しています。「キッチンの吊り戸棚下に設置し、お盆等の収納にしました」。
棚板に差し込む形なので、玄関以外でも使えるのは救いです。ただ、それを前提に買うものではありません。
- 向いている人
- 下駄箱の棚板の上が10cm以上余っている人
- 玄関のたたきに置きっぱなしの靴が2〜3足ある人
- 床に物を置かずに掃きたい人
- スリッパや子どもの靴を浮かせたい人
- 工具を使わず組み立てたい人(六角レンチが付属します)
- 向かない人
- 厚底やハイカットのスニーカーを置きたい人(高さ10.5cmです)
- 棚板の厚さが1.5cm未満・2.8cm超の下駄箱
- 棚板の手前に出っ張りや枠がある下駄箱
- ガラス棚のシューズクローク(使用不可と明記)
- 10足単位で収納を増やしたい人
山崎実業 tower 浮かせる伸縮シューズラックのスペック
| 品番 | 5631(ホワイト)/5632(ブラック) |
|---|---|
| 外寸 | 幅45.5〜80×奥行20.5×高さ15.5cm |
| 内寸(収納部) | 幅45〜79.5×奥行17×高さ10.5cm |
| バーとバーの間 | 約12cm |
| 重さ | 約820g |
| 素材 | スチール(粉体塗装) |
| 耐荷重 | 約3kg(各バー約1.5kg) |
| 取り付け可能な棚板 | 厚さ1.5〜2.8cm/幅45.5cm以上/奥行20.5cm以上 |
| 収納の目安 | 大人用のシューズ・サンダル・ヒールなど2〜4足 |
| 付属品 | 六角レンチ(組立式) |
| 参考価格 | 3,520円 |
商品ページに「ガラス棚への使用不可」と明記されています。収納部の内寸高さ10.5cmは、一般的なスニーカーの高さ(10〜13cm前後)とほぼ同じか少し低い数値です。手持ちの靴を横に寝かせ、床からいちばん高いところまでを測ってから判断してください。耐荷重は全体で約3kg、各バー約1.5kgです。

この浮かせるシューズラックの特徴
■ 棚板に差し込むだけで、床を使わない
下駄箱やシューズクロークの棚板に引っ掛ける形なので、玄関の床面積を一切使いません。レビューでも「掃除の時に掃きにくく、浮かせたいと思って、こちらの商品に目をつけていました」「お掃除しやすくなりました」と、掃除の話が繰り返し出てきます。床に物がないと、掃く動作が1回で終わります。
■ 幅が45.5cmから80cmまで伸びる
下駄箱の幅にぴったり合うサイズを探さなくて済みます。レビューには「伸縮するので、あまりサイズを気にせずに購入できました」という声がありました。ただし棚板の幅が45.5cm以上ないと差し込めないので、下限だけは確認が必要です。
■ 収納部の高さは10.5cmしかない
ここがいちばん重要な数字です。「子どもの靴やフラットなパンプスであれば、スムーズに入ります。
大人のごつい靴は難しいかと思いました」「高さが高いタイプや、長さが長いタイプが出ると、もっと用途が広がるのになー」。厚底のスニーカーやブーツを想定しているなら、この商品ではありません。
■ 組み立ては六角レンチ1本
レンチが付属していて、レビューでは「組み立ても分かりやすく一人でも問題なく設置することができました」「組み立てもとても簡単でした」という声が大半でした。一方で「ビスや六角が小さく不慣れなので少し時間がかかりました」という人もいます。10分程度の作業と考えておけばよさそうです。
■ 砂や埃は下に落ちる
バーの間隔が約12cmの棒状なので、靴の裏の砂は下に落ちます。「そのまま使用すると砂や埃などの汚れが下に落ちるので、100均の靴トレーを使っています」という工夫が書かれていました。下に何も置かない場所に付けるか、トレーを1枚足すかで解決します。
山崎実業 tower 浮かせる伸縮シューズラックのレビューの傾向
評価されている点
- 玄関の床に靴を置かなくて済み掃除が楽という声が最多
- 組み立てが簡単だったという報告が多い
- 伸縮するのでサイズを気にせず買えたという評価
- 下駄箱を開けずに靴を出せるという声
- シューズクローク内のデッドスペースが使えたという報告
不満として挙がる点
- 収納部の高さが足りずスニーカーが入らないという指摘
- 下駄箱の出っ張りや棚板の厚みで取り付けられなかったという報告が複数
- 靴を出し入れするときに少し揺れるという声
- 真っ白ではなくややベージュがかったマットな色という指摘
- 砂や埃が下に落ちるという報告
楽天市場の商品ページに掲載されているレビュー(2026年9月19日時点・547件/平均4.56)のうち、新しい順に約60件を読んで傾向をまとめたものです。星ごとの内訳は商品ページに掲載されていません。

床に置くタイプと、積み重ねるタイプ

山崎実業 伸縮シューズラック フレーム(3,850円・375件)
3,850円で330円高い、同じ山崎実業の床置きタイプです。レビューは375件・平均4.6。
棚板の条件を気にせず使えるかわりに、玄関の床を使います。下駄箱の棚板が薄すぎたり厚すぎたりして差し込めなかった場合は、こちらが次の候補になります。

簡易シューズラック 4段・5段 スリム(1,800円・700件)
1,800円で半額近く、4段・5段の床置きラックです。レビューは700件・平均4.25。
一度に増やせる足数は圧倒的に多いのですが、玄関に置き場所が要ります。増やしたいのが2〜3足か、10足かで選ぶものが変わります。

シューズボックス クリア 4個/8個セット(2,780円・748件)
2,780円で透明のシューズケース4個または8個。積み重ねられるので、下駄箱の棚板の上の空間をそのまま使えます。
高さ10.5cmの制約がないので、厚みのあるスニーカーもこちらなら入ります。出し入れの手間は増えるので、毎日履く靴には向きません。
山崎実業 tower 浮かせる伸縮シューズラックのよくある質問
うちの下駄箱に付きますか。
棚板の厚さ1.5〜2.8cm、幅45.5cm以上、奥行20.5cm以上が条件です。棚板の手前に枠や出っ張りがあると差し込めないという報告が複数ありました。ガラス棚には使えません。
スニーカーは入りますか。
収納部の内寸高さは10.5cmです。厚底やハイカットは入りません。手持ちの靴を横に寝かせて高さを測ってから判断してください。
何足置けますか。
商品ページには大人用の靴が2〜4足とあります。靴のサイズと形によって変わります。耐荷重は全体で約3kg、各バー約1.5kgです。
組み立ては難しいですか。
六角レンチが付属していて、レビューでは一人で問題なく組み立てられたという声が大半でした。所要は10分程度と考えておけばよさそうです。
玄関以外でも使えますか。
棚板に差し込む構造なので、キッチンの吊り戸棚の下やクローゼットの棚でも使えます。実際にそう転用しているレビューが複数ありました。
浮かせるシューズラックを選ぶときに見るところ
3,520円で幅45.5〜80cm、重さ約820g、耐荷重は約3kg。玄関の床を使わずに2〜4足ぶん増やせます。掃くときに靴をどけなくていい、というのがレビューでいちばん多かった評価でした。
買う前に測るのは2か所です。収納部の高さは10.5cmなので、置きたい靴を横にして高さを確認すること。
そして下駄箱の棚板の厚さが1.5〜2.8cmの範囲に入っていて、手前に出っ張りがないこと。この2つを見ておけば、レビューで挙がっている失敗はほぼ避けられます。
高さが足りない場合は、積み重ねる透明ケースのほうが向いています。棚板に差し込めない場合は、同じ山崎実業の床置きタイプが3,850円であります。どちらも「増やしたいのは何足か」で選び方が変わるので、そこを先に決めてください。