象印のスチーム式加湿器、3.0LのEE-RV50です。水を100℃まで沸かして、その蒸気で部屋を加湿します。
構造は電気ポットとほぼ同じで、フィルターはありません。楽天のこのページでは19,780円、レビューは65件・平均4.69。10月に入って朝の喉が気になりはじめたので、この冬の1台として数字を並べてみました。
象印 スチーム式加湿器 EE-RV50の要点
- 19,780円・容量3.0L。木造8畳/プレハブ洋室13畳向けで、強なら約6時間、弱なら約24時間続きます。
- フィルターがなく、ポットのような広口容器を拭くだけ。お手入れの楽さがレビューの中心です。
- 加湿中は410Wで、1時間約12.7円。8時間つけると約100円かかるのがいちばんの注意点です。
加湿器のお手入れで、毎年つまずいています
わが家の加湿器は、冬の半ばになるとフィルターのにおいが気になって、結局しまい込むことがありました。家族4人ぶんの洗濯物を部屋干しする日もあって、湿度そのものより「手入れが続くかどうか」が問題でした。
スチーム式は電気代がかかると聞きます。どのくらいかかるのか、それと引き換えに何が楽になるのか。商品ページの仕様とレビューを読んで整理しました。
結論:電気代を払って、フィルター掃除をなくす加湿器

象印 スチーム式加湿器 EE-RV50(3.0L)
19,780円EE-RV50の値打ちは、お手入れの手間がほとんどないことです。フッ素加工の広口容器をさっと拭き、1〜2か月に1回クエン酸洗浄モードを回す。
フィルターもトレーもありません。レビューには「メンテナンスの楽さと清潔さに全振りしてる商品」という書き込みがあり、この一文がいちばん正確だと思います。
引き換えになるのが電気代です。加湿中の消費電力は410W、湯沸かしの立ち上げ時は985W(同じシリーズの表記)。
1kWh31円で計算すると、加湿中は1時間約12.7円です。寝室で8時間つけると約100円、ひと月毎晩なら約3,000円になります。
もうひとつは音です。沸とうのときに「ボコボコ」「シュー」という音がする、という声が多く並びます。
寝るときは「ひかえめ」に切り替えれば静かになったという報告もあり、気にならないという人もいます。音に敏感な家族がいるかどうかで判断が分かれます。
- 向いている人
- フィルター掃除が続かず、加湿器をしまい込んだことがある人
- 寝室や子ども部屋の湿度をしっかり上げたい人
- 操作を電気ポット並みに単純にしたい人
- 転倒時の湯もれやチャイルドロックが気になる家庭
- 向かない人
- 電気代を1時間数円に抑えたい人(加湿中は約12.7円)
- 寝室でわずかな沸とう音も気になる人
- アロマを使いたい人(水道水以外は使えません)
- リビング全体を1台でまかないたい人(プレハブ洋室13畳まで)
象印 スチーム式加湿器 EE-RV50のスペック
| タイプ | スチーム式(沸とう式) |
|---|---|
| 容量 | 3.0L |
| 定格加湿能力 | 480mL/h |
| 適用床面積の目安 | 木造和室8畳/プレハブ洋室13畳 |
| 消費電力(加湿時) | 410W |
| 連続加湿時間 | 強 約6時間/弱 約24時間 |
| 蒸気の温度 | 吹き出し口で約65℃ |
| タイマー | 入6時間/切2時間 |
| 本体サイズ | 約幅24×奥行26×高さ31.5cm |
| 本体質量 | 約2.4kg |
| 電源コード | 1.2m(マグネットプラグ) |
| 参考価格 | 19,780円 |
商品ページのURLには旧型の型番が入っていますが、2026年8月31日からEE-RV50を販売していると明記されています(旧型EE-RU50と機能の違いはないとの記載)。レビュー65件には旧型の時期のものも含まれます。湯沸かし立ち上げ時の消費電力はこのページに記載がなく、同シリーズのEE-RV35・EE-DG50の表記(985W)を参考にしています。

象印EE-RV50の特徴
■ フィルターなし。拭くだけで終わる
内容器はフッ素加工の広口タイプで、給水も湯捨ても電気ポットと同じ感覚です。フィルターがないので交換費用もかかりません。
しっかり洗うときは、クエン酸を溶かして「クエン酸洗浄モード」を回します。気化式の吹き出し口にカビが付いて乗り換えた、というレビューもありました。
■ 1時間約12.7円。8時間で約100円
加湿中は410Wです。1kWh31円で1時間約12.7円、寝室で8時間なら約100円、30日で約3,000円になります。
沸とうさせる仕組みなので、ここは削れません。部屋がほんのり暖かくなって暖房を弱められた、という声が複数あるのは、その熱のぶんです。
■ 音は「ポットが沸く音」
沸とうのときにボコボコ、シューという音がします。「部屋で味噌汁が沸いているみたい」という書き込みもありました。
湯沸かし音セーブモードがあり、寝るときは「ひかえめ」にすると静かになったという報告があります。音が気にならない人と、慣れが要る人に分かれています。
■ 倒しても湯がこぼれにくい作り
チャイルドロック(キーを3秒長押し)、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造の3つが付いています。電源はマグネットプラグで、足を引っかけても外れる形です。
蒸気は約65℃まで冷ましてから出ますが、吹き出し口に手や顔を近づけないよう注意書きがあります。
象印 スチーム式加湿器 EE-RV50のレビューの傾向
評価されている点
- お手入れが簡単という声がいちばん多い
- 湿度がしっかり上がり、適湿になるのが早い
- 部屋がほんのり暖かくなり暖房を弱められた
- 操作がポットのように単純
- 気化式のカビ汚れから乗り換えたという報告
不満として挙がる点
- 沸とうの音が大きめという声が多い
- 古い住宅で結露がひどくなったという報告
- 初回の残り湯が黄色っぽく濁っていたという指摘
- 電気代と見た目は割り切りが必要という書き込み
楽天市場の商品ページ(townland)に掲載されているレビュー(2026年10月1日時点・65件/平均4.69)の傾向をまとめたものです。旧型の時期のレビューを含みます。

象印のスチーム式、容量違いと比べると

象印 スチーム式加湿器 EE-RV35(2.2L)
2.2Lの小さいほうで18,480円。差は1,300円しかありません。
加湿時は305W(1時間約9.5円)、加湿能力350mL/h、木造6畳/プレハブ洋室10畳向けです。連続加湿は強で約6時間、弱で約27時間。子ども部屋のように狭い部屋なら、電気代が少し下がるこちらで足ります。

象印 スチーム式加湿器 EE-DG50(4.0L)
4.0Lで26,980円。加湿時410W・480mL/hはEE-RV50と同じですが、強でも約8時間続くので、寝る前に満水にすれば朝まで給水が要りません。
加湿時の運転音は約30dB、湯沸かし時は約39dBと数字が出ています。高さは36.5cmと5cm高くなります。
象印 スチーム式加湿器 EE-RV50のよくある質問
電気代はどれくらいですか。
加湿中の消費電力は410Wです。1kWh31円で計算すると1時間約12.7円、8時間で約100円になります。
フィルターの交換は必要ですか。
フィルターはありません。内容器を拭き、1〜2か月に1回を目安にクエン酸洗浄をします。
寝室で使うとうるさいですか。
沸とうのときに音がするという声が多くあります。湯沸かし音セーブモードや「ひかえめ」運転で静かになったという報告もあります。
アロマオイルは使えますか。
使えません。水道水以外(アロマオイル、ミネラルウォーター、井戸水など)は使用できないと書かれています。
EE-RU50との違いは何ですか。
販売ページには、モデルチェンジでEE-RV50を販売しているが機能性に違いはないと記載されています。
スチーム式加湿器を選ぶときに見るところ
EE-RV50は、フィルター掃除をなくす代わりに電気代を払う加湿器です。加湿中は1時間約12.7円、8時間で約100円。この数字を受け入れられるなら、お手入れはポットを拭くのとほぼ同じで済みます。
寝室で使うなら音を先に考えておきます。沸とうの音がするという声は多く、ひかえめ運転で落ち着いたという報告もあります。
狭い部屋なら2.2LのEE-RV35、朝まで給水したくないなら4.0LのEE-DG50と、容量で選び分けられます。