タニタのBT-543は、額に向けてボタンを押すだけで測れる非接触の体温計です。管理医療機器の認証を受けた「体温計」で、体温のほかに物の表面温度も測れます。マツモトキヨシの楽天市場店で3,680円、レビューは484件・平均4.32でした。
タニタ 非接触体温計 BT-543の要点
- 3,680円。額に向けて約1秒で測れて、過去30回ぶんの結果を本体に記録できます。
- 管理医療機器の認証品です。寝ている子や動き回る子でも、服をめくらずに測れます。
- 脇で測る体温計より低めに出たという声があります。熱が疑わしいときは脇でも測り直します。
朝の検温で子どもが逃げ回る家に
インフルエンザの流行が話題になる時期は、家族の体温を測る回数が増えます。脇に挟む体温計だと、小さい子は嫌がって動き、1回に数十秒から数分かかります。
非接触の体温計は、その手間を約1秒に縮める道具です。ただ、脇で測る体温計とまったく同じ値が出るわけではありません。どんな場面に向いていて、どこに注意がいるのかを、商品ページとレビューから整理しました。
結論:毎日の検温を1秒にしたい家には合う。正確さが必要な場面は脇の体温計と併用

タニタ 非接触体温計 BT-543
3,680円レビューでいちばん多いのは、子どもの検温が楽になったという声です。保育園の登園前、嫌がって逃げ回る子に使って、朝のバタバタが減ったという書き込みが並びました。高齢の家族の毎日の検温に使っている人も目立ちます。
一方で、脇で測るより若干低く出た、測るたびに少しばらつく、という声もありました。何回か測って真ん中の値を見ている人、熱がありそうなときだけ脇の体温計で測り直している人がいます。使い分けを前提にすると、不満が出にくい商品です。
- 向いている人
- 小さい子の毎朝の検温を短く済ませたい人
- 寝ている家族を起こさずに測りたい人
- ミルクやお風呂の温度も測りたい人
- 測った結果を記録して見比べたい人
- 向かない人
- 1台で正確な体温まで測りたい人(脇で測る実測式・予測式のほうが向きます)
- ケースに入れて持ち歩きたい人(ケースは付きません)
- 手が大きく、小ぶりな本体だと滑りそうな人
タニタ 非接触体温計 BT-543のスペック
| 測定時間 | 約1秒 |
|---|---|
| 測定部位 | 額 |
| 体温測定範囲 | 34.0〜43.0℃ |
| 温度測定範囲(物の表面) | 0.1〜99.9℃ |
| メモリー | 30回分 |
| 表示 | バックライト付き大型液晶 |
| 使える室温 | 10〜40℃ |
| サイズ・重さ | 129×39×49mm・約90g |
| 電源 | 単4形乾電池2本(テスト用付属) |
| 区分 | 管理医療機器(認証番号 301AFBZX00069000) |
| 参考価格 | 3,680円 |
測定精度(許容誤差)は、この販売ページには書かれていませんでした。比べる場合は、各社の添付文書やメーカーのページで確認してください。

タニタBT-543の特徴
■ 額に向けて約1秒
体に触れずに、額に向けてボタンを押すだけで測れます。脇に挟む必要がないので、服をめくらず、寝ている子も起こさずに済みます。毎朝の登園前の検温がすぐ終わるようになった、という声が多く出ていました。
■ 30回ぶんの記録と大きな液晶
測った結果を30回ぶん本体に残せます。家族で使い回すと記録が混ざるので、1人ずつ書き留める人もいます。
バックライト付きの液晶は暗い寝室でも読みやすく、測定音を消せるので寝ている子にも使えます。
■ ミルクやお風呂の温度も測れる
体温のほかに、0.1〜99.9℃の物の表面温度を測るモードがあります。赤ちゃんのミルクの温度を確かめるのに使っている、というレビューがありました。表面温度なので、中までの温度ではない点は覚えておきたいところです。
■ 管理医療機器の「体温計」
管理医療機器の認証を受けた体温計です。見た目が似た非接触の「温度計」は医療機器ではなく、体温を測る目的では作られていません。買うときは商品名と認証番号の記載を見比べると、取り違えを防げます。
タニタ 非接触体温計 BT-543のレビューの傾向
評価されている点
- 約1秒で終わり、子どもの検温が楽になった
- 寝ている間や動き回る子でも測れる
- 液晶が大きく見やすい。音を消せる
- ミルクなど物の温度も測れる
- タニタ製という安心感
不満として挙がる点
- 脇で測る体温計より若干低く出る
- 測るたびに少しばらつく。何回か測っている
- もう少し離れたところから測れるとよい
- 小ぶりで滑りやすい
- ケースが付いていない
楽天市場のマツモトキヨシ楽天市場店の商品ページに掲載されているレビュー(2026年10月3日時点・484件/平均4.32)の傾向をまとめたものです。

ほかの非接触体温計と比べると

アイリスオーヤマ 非接触型体温計 DT-104
アイリスオーヤマのDT-104は3,180円で、約66gと軽めです。体温によってバックライトが3色に変わり、35.5〜42.0℃で許容誤差±0.2℃以内と明記されています。電池は別売りなので、買うときに単4電池2本を用意します。

シチズン 非接触型体温計 HL710H
シチズンのHL710Hは4,580円で、公式店の2年保証が付きます。体温・物の表面・室温の3モードで、メモリーは12回分です。レビューは50件と少なめですが、保証の長さを重く見るならこちらです。

原沢製薬工業 イージーテム HPC-01
原沢製薬工業のイージーテムHPC-01は9,680円と高めですが、医療・介護の現場向けに売られている機種です。38.1℃以上で警告音が鳴り、電池はコイン型リチウム電池を使います。メモリーは10回分です。
タニタ 非接触体温計 BT-543のよくある質問
脇で測る体温計と同じ値が出ますか。
同じになるとは限りません。若干低く出たというレビューがあります。熱がありそうなときは、脇で測る体温計でも測り直すと安心です。
どこを測りますか。
額です。前髪が掛かっていると値がずれやすいので、髪を上げて測ります。
電池は付いていますか。
テスト用の単4形乾電池2本が付いています。
医療機器ですか。
管理医療機器です。認証番号は301AFBZX00069000と記載されています。
寒い玄関や屋外でも使えますか。
使える室温は10〜40℃です。外から帰ってすぐは額が冷えているので、しばらく室内にいてから測ります。
非接触体温計を選ぶときに見るところ
タニタのBT-543は、毎日の検温を約1秒で済ませたい家に向いた3,680円の体温計です。30回ぶんの記録とバックライト付きの液晶、音を消せる点が、子どもや高齢の家族の検温で効いてきます。
選ぶときに確かめたいのは、管理医療機器の認証があるかどうかです。そのうえで、熱が疑わしいときに脇で測る体温計を1本残しておくと、非接触の手軽さを無理なく使えます。